私自身、元々トラックでルート配送をしていたので、大手宅配会社の宅配もある程度できるだろうと思っていたのですが、最初は全然できませんでした。
運送業は基本的に、荷物を積み込み、お客様に荷物を届けるとゆうシンプルな作業なんですが、
一般のお宅への宅配、企業配、ネットスーパーの配送など、それぞれ配達のシステムやルールが違います。
今回は、私が始めた頃につまずいた事を書いていきます。
1・荷物の仕分け方
作業場に着くと、積み込みをするのですが、私がトラックで配送をしていた時は、倉庫の方が着車する後ろまで荷物を運んでくれていて、積み込むだけでしたが、
今やっている大手宅配会社の事業所では、荷物がまとめてある場所の近くまで自分で行きます。
自分が行くコースが他の方と半分づつシェアしている場合、その荷物を仕分けしなくてはいけません。
朝の貴重な時間を取られてしまいますし、倉庫さんが荷物を持ってきてくれないこともしばしば…。
企業配送では、自分が配る荷物を自分で仕分けして積み込まなけれならないところもあります。
Amazonのネットスーパーでは、棚に陳列されてる荷物を自分で取って積み込みますが、棚の荷物もアルファベット順にまとめられていて、見つけやすいし、荷物を携帯アプリに読み込ますだけなんで早いし、簡単です。
大手宅配の事業所は、まだまだシステムが古く(Amazonに比べると)、初心者の方が慣れるまでは時間もかかりますし、トラブルも多いのが現状うです。
2・積み込みの場所
初心者の方が初めつまずく、”朝の積み込みの場所”が大きくあります。
ある程度コースで積み場は決まってますが、ベテランの方の陣地みたいなものがあり、初心者の方がそこに入っていくのは至難の業です。
屋根のある所や、荷物が置かれている所はやはり埋まっているので、雨の日なんかは最悪です。私も最初はブルーシートをかけて遠い所までカーゴを押して運んでいました。
対策としては、朝早く来て場所を確保するか、他のドライバーさんに交渉することです。モメたら元請会社の責任者の方に相談しましょう。
3・時間配分
最初は自分の配達スピードがどれくらいかわかりません。
1時間に20個配る事ができれば、8時間で160個配れる事になりますが、宅配とゆうのはそんな単純ではありません。
配達といえど接客業なので、日々トラブルやイレギュラーが起きます。時には車両トラブルや交通渋滞や工事などで足止めを喰らう場合もあります。
経験を重ねると時間の調整ができてきますが、時間がどんどん過ぎていき、凄く焦ります。
自分の配達スピードを1時間何個配れるか毎日チェックして、少しずつ配れる個数を増やしていけば、トラブルが起きても焦らず配達できるようになります。
配達において一番時間を取られるのが、”事故と違反”です。最初は焦ってしまう気持ちは痛いほど分かります。誰しもが通る道です。
しかし事故や違反は、時間だけでなく、お金も減っていしまいますし、ライセンスや社会的信用にも傷が付いてしまいます。マイナスしかありません。
大事なのは、”運転で時間短縮をしない事”です。その他の作業効率を上げたり、無駄な作業を削ることで配達は早くなります。
・まとめ
個人事業主は失敗すると最悪、契約解除とゆうリスクを抱えています。
なので、最初はつまずいても大丈夫とゆう甘い世界ではありません。
ネットやSNSなどで、失敗しやすいポイントや、それの改善策など沢山載っているので、どんどん知識をつけていきましょう!