軽貨物ドライバーの仕事道具〜

私の思うところ、仕事道具には大きくわけて2種類あります。 

•1つは、絶対に欠かせない物(それが無ければ仕事はできない

•2つ目は、仕事を効率よく、快適に行うための道具

今回は、配送ドライバーにとって無くてはならない道具と、あれば仕事がはかどる道具を紹介していきます。

絶対欠かせない系道具

1 、地図(地図アプリ)

最近はスマートフォンの地図アプリを使う方も増えていますが、紙地図を使っている方もまだ多いです。

アプリ地図の方が便利なんですが、仕事の種類によって使い分けている方、両方使っている方もいます。

宅配など毎日同じコースを回り、配達件数が多い場合は紙地図を使った方が早いような気がします。

スポットやチャーターで件数は少ないけど、移動距離が長かったり、毎回違う場所に配達する場合は、断然地図アプリの方が強いです。

しかし、それぞれメリット、デメリットはあります。

紙地図は、地図を読むのが苦手な方は慣れるまで時間がかかります。アプリだとルート案内機能がついてるので、初心者の方でも目的地につけます。

しかし、地図アプリに頼りっぱなしだと、なかなか道を覚えられないし、運転中にナビにかじりついていると事故を起こしてしまいます。さらに、スマートフォンが壊れたり、システムエラーが起きてしまうと、生命線が完全に絶たれてしまいます。

紙地図は更新するのが遅いし、更新する度にコピーしなおさないといけないので、手間がかかってしまいます。

まだまだたくさんありますが、両方用意して、両方使える様にしておくことをおすすめします。

  

 

2、台車

個人宅の宅配などはあまり重い荷物は無いかと思われがちですが、近年は組み立て式の家具や、お水(ミネラルウォーター)を買われる方が増え、それを抱えてマンションなどに配達するのは困難です。

配送業だけではないのですが、荷物を直接地面に置くのはダメなので、複数個の荷物を別々のお客様に配達する時は必要になります。

3、スマホ用モバイルバッテリー

スマートフォンの地図アプリを使う方にとって、バッテリー切れは最悪です。また、フードデリバリーや、Amazon flexなどギグワーク系の配達では、常にスマホの画面を開いたままの状態です。

「車で充電できるのでは?」と思いがちですが、宅配など乗り降りが頻繁な配達では、全然充電できません。なので、モバイルバッテリーは常に一台持っておきましょう。

4、ジャンプスターター

車のバッテリー切れでエンジンがかからなくなった時に必要になってくるのが、ジャンプスターターです。

車を買った時に、スペアタイヤなどはついてきますが、ジャンプスターターは購入しないといけません。

最近ではスマートフォンサイズのもあります(軽バンなどは300A位あればOK)、しかも、ライトやスマートフォンを充電できるものもあるので1台持っていた方がいいです。8000円〜12000円が相場だと思います。

仕事を効率よく、快適に行うための道具

1、レインコート

配達の仕事は、心が折れると終わりです。

夏の暑い時はまだ耐えられますが、冬の雨に打たれながらの配達は、精神的にも肉体的にもかなりきついです。

配達業務をいかに快適にするかも、効率よく仕事をする上で大切ですし、集中力を維持するためにも雨具は大事ですね。

2、タオル

あると意外と便利なのがタオルです。

雨の日に濡れた荷物を拭いたり、曇った窓を拭いたり、暑い日に汗をかいた時用、

その他色々使う用途は沢山あります。

タオル2枚、ティッシュ、ウェットティッシュ、などひととおりあれば十分です。

3、ブルーシート、ゴミ袋

営業所や納品先で荷物を仕分けるとき、荷物を直接地面に置くのはNGです。

屋根の無い所で積込みをしなければいけない営業所もあるので、雨避けにも使えます。

ゴミ袋はゴミを入れるわけではなく、雨の日に荷物を濡らさないためにかける袋です。

Amazonの配達は置き配が多いので、雨が防げない玄関先の納品など、濡れないようにごみ袋に入れましょう。

30ℓ、50ℓ、70ℓ、それぞれ持っておくと安心です。

 

まとめ

仕事に必要な物も大切なのですが、

モチベーションや集中力が続く様に、快適に配達できる様に工夫するのも大切です。

買い揃えたアイテムは、宅配、企業配、スポット、チャーター、引っ越しなど色々な所で使えるので、

是非参考にしてみて下さい。