宅配ドライバーとして心掛ける事
どの仕事においても、仕事は遅いより早い方がいい!
1日の中で、常に時間に追われる宅配ドライバー
ベテランドライバーや、1日200個以上配るドライバーは、どの様な事を心掛けているか、書いていきます。
1・積み込みが命
積み込みは、元請会社によって異なります。
日本の大手宅配会社、ヤマト運輸や佐川急便の積み込みは、荷物を一つ一つ検品し、コースの回る順番に積み込みをしていきます。
積込みしながら、地図に配達先を打ち込んでいきます。
*紙地図を使う方もいれば、携帯の地図アプリを使う方もいます。*
かかる時間は1時間半〜2時間くらいで、コースの周り方、積み込み方は自分で決めます。
Amazonは、携帯の地図アプリにピン(配達場所)が撃たれていますし、、予めバックに入っている荷物をバックごとまとめて検品するので、(バックにまとめられない荷物は別)積み込みにかかる時間が短いです。
荷物に番号(アルファベット)が付いていて、配達先に着くとその番号を携帯アプリで読み込んで配達します。
かかる時間は、10分〜15分程度で積込み方は自由ですが、予め地図にピンが打ち込まれているので、回る順番もAIが決めてくれてます。
Amazonの配送システムは最先端で、初心者でも割と簡単に積込みができるのですが、AmazonのAIが決めた回り方はあまり効率が良くなく、自分なりに効率を考えて回る事もOKです。(そうしてる方がほとんど)
ヤマト運輸や佐川急便は、ルートの回り方やピン打ちなど、やる事が多く積込みに時間がかかってしまいますが、効率よくルートを回る事ができれば、一日の配送時間はかなり短縮できます。
配送中の荷探しや、効率の悪いコースの回り方(同じ場所をぐるぐるまわったり…。)は、一番無駄な時間を使ってしまいます。
なので多少時間がかかっても、積込み(コースの回り方)はしっかりやる事をおすすめします。
2・数秒を無駄にするな
配達が早い方を見ていると、数秒単位の無駄が少ない!
と言うのも、宅配においての数秒の無駄な時間が命とりになるからです。
例えば、Amazonフレックスの場合8時間オファーで、
1件配達するのに5分かかるとして、1時間で12件、8時間で96個の荷物を配ることになるのですが、96個以上の荷物を持たされた場合、配りきれません。
これを、1件3分で配る事ができると、1時間20件配ることができ、8時間で160個配ることができます。
2分縮めるには120秒の無駄をなくしていかなければならないのですが、
実際、私がやっていた無駄な作業を例で上げると、
荷探し20秒、1件1件地図を見る5秒、乗車してからの出発5秒、荷物を台車に乗せてからの施錠10秒、停車位置の選定10秒…。
まだまだありますが、一見してもらうと、数秒の無駄が蓄積されて、かなりの時間ロスにることはお解りいただけたかと思います。
また、道路工事、渋滞、お客様とのトラブル、車両のトラブルなど、大幅に時間が掛かってしまう事もあります。
鍵をキーレス(ボタンで施錠できる)にしたり、5件先まで地図の暗記、出発に時間がかかるので大通りの家は後回しにする、荷物はすぐ取れる場所に置いておく(運転席のすぐ後ろなど)事で数秒の時間短縮になります。
配達が早い方は、3秒〜4秒ほど無駄な時間をなくしています。
それだけ数秒の大切さを解っているからです。
時間に余裕があるので、急なトラブルにも焦らず対処できています。
日々の配送の中で、小さな事でも無駄を省いていけば、大きな実力になるでしょう。
3・メンタルを崩すな
私は前職でも、トラックの配送業務をやっていたのですが、
結論 ”メンタルが1番大事です”。
外での仕事は過酷です、
冷たい雨、台風、夏の炎天下、雪…。
何度も心が折れました(泣
逆にゆうと、心さえ折れなければ、荷物は配り終えることができます。
”明けない夜は無いのです”
どの仕事でもそうですが、苦しい時はあります。
まして1分1秒を争う仕事だと、心の安定が凄く重要になってきます。
配達スピードや、効率も大事ですが、心が折れてしまうと全てに影響が出てしまいます。
宅配を始めたての時は、精神的にも、体力的にも凄く厳しいです。
しかしそれを乗り越えると、確実に成長できていると実感できるし、
実力が付いてくると、必ず稼げるようになります!
〜まとめ〜
宅配業務は、体だけではなく、頭を使っていくことが大事です。
日々色々なイレギュラーに遭遇しますが、最大限のパフォーマンスを発揮するためには、メンタルが重要になってきます。
世の中暗い話題も多いですが、幸せな未来に向けて少しずつ頑張りましょう!